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虫歯治療|方南町の歯医者、あるす歯科。丸の内線方南町駅一番出口徒歩3分

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あるす歯科

虫歯治療

むし歯になる原因

人間の口内には目に見えない細菌がなんと700種類以上も棲息していると言われています。そう聞くと多くの人はびっくりするかもしれませんが、それらの細菌が全て人間の身体に悪い影響を与えるわけではありません。

中には良いはたらきをする菌もいますが、悪いはたらきをする菌の代表例が『むし歯原因菌』です。この『むし歯原因菌』は現在4種類が確認されており、最も知られているものがミュータンス菌となります。

虫歯原因菌は食品の中に含まれる糖を餌に増殖をすると共に、歯の表面にこびりつくためのグルカンを作り、他の口腔内細菌を巻き込みバイオフィルム(歯垢)と呼ばれる細菌の巣をつくります。

プラークや歯垢というのはこのバイオフィルムの古い呼び方です。バイオフィルムに守られた虫歯原因菌が内部で酸を生み出し、この酸が歯の表面からカルシウムなどを奪っていくのが『むし歯』です。

ほとんどの人間は常在菌として口内に虫歯原因菌を持っています。しかしむし歯になる人もいれば、ならない人もいます。これは虫歯原因菌がいるだけでむし歯になるわけではなく、その他の要因(糖分や歯垢、体質や時間の経過)との重なりによってむし歯を発症することを意味しています。

あるす歯科の一般歯科治療へのこだわり

痛みを抑えた治療

「歯科医院=歯医者さんが好きだ」という人はそう多くはないでしょう。むしろほとんどの方が苦手意識を持っているか、少なくとも自ら進んで治療を受けたいとは思わないはずです。これは主に子供時代に受けた治療が痛みを伴うもので、その記憶が残っているためだという人がいます。

当院では患者様の身体のことを一番に考え、痛みを最小限に抑えた治療を提供しようと心がけています。そのための手段として歯を削るような治療には原則的に麻酔を用いていますし、表面麻酔と電動麻酔機を併用することで麻酔注射の痛みを軽減させています。

むし歯になりにくい身体を目指す

せっかくむし歯を治療しても、同じもしくは別の箇所がしばらくするとまたむし歯になってしまい、歯科医院の治療を再び受ける人がほとんどです。当院では一度治療した患者様が再びむし歯にならないように治療と情報を提供しています。治療においては取り除くべきむし歯は徹底的に取り除き、詰め物や被せ物を隙間なく被せるように心がけています。

セルフメンテナンスの必要性と重要性

治療した箇所がもう一度むし歯になるのを防ぐには、実は歯科医院による治療だけではまったく足りません。ブラッシングや生活習慣の改善などご自宅、日常生活でのセルフメンテナンスが何より重要となってきます。当院ではそのための情報提供が歯科医院の最大の仕事だと考え、行っています。

むし歯の進行段階とその治療法

むし歯の進行段階その1:C0(シーオー)

初期段階のむし歯はシーオーと呼ばれています。歯の表面にあるエナメル質の脱灰(歯がダメージを受けていること)によりスリガラスのように白く濁り、さらに茶色などに変色していきますが、まだ穴は開いていません。

治療法

この段階であればまだ歯科医院で削る治療をしなくても、元の状態に戻るもしくは現状を維持することができます。これ以上の悪化を防ぐために最も重要なのがフッ化物の利用、そして丁寧なデンタルフロスと歯ブラシによる歯面清掃です。毎食後のデンタルフロスとフッ素うがいを欠かさないようにしましょう。

むし歯の進行段階その2:C1(シーワン)

虫歯原因菌の酸による脱灰が進むと歯の表面に穴ができ始めます。この段階では、痛みは出ません平滑面と呼ばれる平らで滑らかな面に出来た虫歯は浅く広く進行するので、見つけやすく進行も遅い事がほとんどです。

しかし、ほとんどの虫歯は歯の溝や隣の歯との隙間など見つからない場所にでき、表面の穴は広がらないままどんどんと内部に進行していきます。このため、内部を確認する為のレントゲンによる検査が欠かせません。

治療法

穴が開いた状態では、自然治癒は望めません。歯科医師による検査をした上でよりいっそうフッ化物と清掃による進行抑制をおこなう必要があります。もしくはむし歯となった箇所をわずかに取り除き内部を保護する為の詰め物をすることもあります。(シーラント)とりのぞく範囲が歯の表面エナメル質に留まっていれば痛みは無いので麻酔を使う必要はありません。

むし歯の進行段階その3:C2(シーツー)

虫歯原因菌がエナメル質の内部にある象牙質まで到達している状態です。象牙質には知覚がある為痛みやしみるなどの自覚症状が出ることがあります。特に甘いもの・冷たいもので痛む場合はこの段階であることが多いです。ただし、C2より先に進んでいても様々な要因により痛みが無い事もあります。痛みが無い=虫歯が無い・小さいではありません。

治療法

虫歯原因菌に感染した箇所を取り残さない様に虫歯検知液などを使用しながら丁寧に取り除き詰め物をします。取り除いた位置が咬む力を負担する場所であればその力に耐えられる銀歯やセラミックでのカバーが必要になります。象牙質は知覚があるため、痛めが出ないように麻酔を行って治療していきます。

むし歯の進行段階その4:C3(シースリー)

虫歯の穴がが象牙質のさらに奥にある歯髄まで達し、口腔内の様々な菌が歯髄に感染しています。この段階にまでなると歯髄が炎症を起こし、日常的に激しい痛みを感じる事が増えます。症状が重いと痛み止めも麻酔も効果がないことさえあります。

治療法

歯内療法や根管治療という感染した歯髄(血管や神経)自体を取り除く非常に難易度が高い治療を必要とします。歯髄を取ることで激しい痛みは徐々になくなりますが、高い技術を必要とする根管治療には失敗のリスクもあるためなるべくならこの状態になる前に治療を受けましょう。また、当院では高い知識と技術を持った根管治療専門医への紹介を積極的に行っていますので、ご希望の方はお申し出ください。

むし歯の進行段階その5:C4(シーフォー)

虫歯原因菌の酸によって歯肉より上の歯がほとんど崩れてしまい、歯根(根っこ)だけになっている末期の状態です。ここまで来ると外から見ても歯が残っているかどうかほとんどわかりません。歯根が折れている事も多く、歯としての機能を失っています。上から被せ物をかぶせることもできません

治療法

咬む力を負担できるだけの歯質が残っていれば使える様に治療を行います。折れているなどの状態であれば、残念ながら抜歯を行うしかありません。

むし歯に関する注意点

一般的には「甘いものを食べるとむし歯になりやすくなる」と思われています。むし歯原因菌は糖分を餌にして歯に付着し増殖し酸を作るため正しいといえば正しいのですが、糖分はなにも甘いものにばかり含まれているわけではありません。

むしろほとんどの食品に糖分は含まれています。そのため食べ物や飲み物を口に含んだなら、どんなものでもむし歯になる可能性があります。そして歯科先進国と呼ばれるスウェーデンやフィンランドでは日本の2倍から3倍の砂糖を消費しており、世界一お菓子を消費する国と言われる事もありますが、虫歯は3分の1です。砂糖の摂取量と虫歯の数は連動しません。

また、むし歯は「痛い」「歯に穴が開く」とも思われていて、痛みが無かったり、自分の歯を見て穴が見つからなければ「むし歯はない」と決めつけてしまう人がいます。しかし実際は痛みがあり目に見える形での穴は虫歯のごく一部です。多くは歯の溝の奥や歯と歯と間、歯の舌側や、詰め物の陰や下に出来る事が多く、また痛みが無いままに進行していきます。

これらはどれも鏡では確認しにくい場所=歯ブラシが届きにくい場所であり、そのためむし歯になりやすいということができます。たとえ鏡で見てむし歯が確認できなくても、また痛みが無くとも、気づかないままいつの間にかむし歯が進行しているかもしれません。歯医者は虫歯の治療も行いますがそれ以上に定期的にチェックするために歯科医院を使いましょう。

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