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矯正治療|方南町の歯医者、あるす歯科。丸の内線方南町駅一番出口徒歩3分

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矯正治療

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矯正治療って何?

歯並びの不正や咬み合わせの不正を治し、正常な状態に近づける治療が矯正歯科です。歯に金属のボタンとワイヤーを取り付けて動かす方法が昔からあるオーソドックスな方法ですが、歯に器具を装着せずに透明マウスピースを用いる方法や、呼吸発音や咬む飲み込むといった動作から治す方法なども矯正歯科の一つです。

出っ歯や受け口、乱杭歯などのいわゆる「歯並びが悪い状態」を「綺麗な歯並び」に治すというイメージが多いかと思いますが、矯正治療の目的は見た目の問題解決だけではありません。きちんと咬めるようにする、きちんと口腔清掃が出来るようにする、この二つの目的も大事なのです。きちんと口腔清掃がしやすい歯並びであれば、虫歯や歯周病予防に過大な努力をしなくて済むようになります。

また咬む力のコントロールは、歯を失う原因として歯周病や虫歯に次いで大きな要素です。もちろん、見た目が…というコンプレックスやストレスが周りの人にわかってもらいにくいのも特徴の一つです。歯並びと咬み合わせを整えることで体も心もより健康にというのがあるす歯科の想いです。

大人と子供の矯正の違い

一次矯正治療

矯正の治療計画をたてる上で大人と子供の違いは、これから成長するかしないかが大きなポイントです。

月齢年齢に個人差はつきものですが、おおむね生後6か月から乳歯が生え始め、2歳半で乳歯列が完成します。その後6歳から永久歯への生え変わりがありますが、3歳半から6歳の間も骨は成長し続けますので、本来であれば永久歯が生えてくるころには乳歯と乳歯の間に隙間が出来ているはずです。

乳歯は上顎10本下顎10本ですが永久歯は上顎14本下顎14本、そして歯の大きさも乳歯の1.5倍から2倍近くありますので、十分な隙間が無くては永久歯が綺麗に並ぶことができません。つまり歯科医はこの時点で将来の予想ができるわけです。

さらにここに至る間に顎骨の正常な発達がみられなければ、正常な発育を促すための治療も行っていきます。そして6才から12才まで段々と乳歯が永久歯へと生え変わっていきます。この間も顎骨は少しずつ成長していきますので、床矯正やマルチブラケット装置を用いて歯列を整えていきます。

ここまでが所謂「一次矯正治療」です。成長の予測をたて顎の正常な発育を促し、将来の歯並びや噛み合わせの不正を予防、もしくは軽度に抑え次の治療の負担を少なくする為の大事な治療とも言えます。

二次矯正治療

永久歯が全て揃ったところで開始する矯正治療が「二次矯正治療」です。特に18才から20才を過ぎる頃には成長期も終わり、顎の成長は終わっています。既に決定している顎骨のサイズの中で歯をどうやって並べるかを考える必要があります。

一次矯正治療が十分に行われていれば二次矯正治療は最後の仕上げだけですみますし、そもそも二次矯正が必要ない場合もあります。しかし顎骨の発達に問題があればその中で歯を並べるしかなく、結果として治療の難易度が上がり費用や期間が増える事もあります。

例えば顎骨の位置やサイズが正常値の範囲から大きく外れている場合には、外科手術によって顎骨そのものを動かすような治療もありますし、矯正治療で健全な歯を抜くというのはこのスペースメイクのために行われています。

最後に成人になってから行う矯正で多いのはやはり前歯の見た目を治す為の矯正と、以前に矯正治療をしていたけれどリテーナーをサボっていて後戻りしてしまったという方のやりなおし矯正です。そんな方達にお勧めする事が多いのがアライナー矯正です。従来型の矯正に比べると主に見た目と手軽さの点が大きく改善しています。

アライナー矯正について詳しくはこちら

治療が必要な歯並び・かみ合わせってどんな状態?

叢生(乱杭歯・八重歯など)

叢生、そうせいと読みます。「叢」とは草むらの事、空き地に草は野放図に乱れ生えているように、歯もあっちこっちに向かって乱れ生えてる様子です。ガタガタと歯が重なっているせいで見た目の問題はもちろん、歯の清掃がしにくいせいで虫歯や歯周病になりやすく、正常な歯並びよりも時間や手間をかけて掃除をする必要があります。

虫歯や歯周病治療が必要になっても、ブラシが届かないので歯を削って治すための器具も届きません。そして歯の寿命が大きく減る原因になります。通常28本ある永久歯のサイズと歯が並ぶスペース=顎骨の大きさのアンバランスが原因で、スペース不足だと歯がガタガタと重なってしまいます。

まだ成長期前や途中の場合は矯正装置で奥歯をぐっと横に広げて綺麗に並べられる方法もありますが、成長期を過ぎている場合にはどこかの歯を抜いてスペースを作るか、インプラントを用いて奥歯を後ろに移動させてスペースを作る方法がとられます。歯並びに悩みを持つ方の半数が当てはまります。

交叉咬合(歯並びのずれ・かみ合わせの歪み)

下の歯並びは上あごの歯並びよりも一回り小さく半分だけ内側にずれている状態が正常ですが、それが前後もしくは左右にずれている状態を交叉咬合と言います。主に、歯並びが左右にずれていたり、顎骨自体が左右にどちらかにずれていたりする事が多いです。

また、上下顎で歯の間の線が一致していて、その線が眉間と下顎の中心を結ぶ顔の中心と一致、そしてまっすぐ立った時に重心線と一致している状態が正常です。しかし、どこかがずれているせいで咬み合わせや顎骨、頭の位置が前後左右にずれている事もあります。歯並びの問題と咬み合わせの問題を併発していることが多く、顎関節症や耳鳴り頭痛腰痛肩こりなどに繋がることが多いです。

上顎前突(例 明石家さんま)

上顎骨や上の前歯が前に出ている状態で、歯も一緒に出てると「出っ歯」になります。
上顎が前に出ていても歯だけ内側に向いている場合があります。また、顎骨は正常でも歯だけが前に出ている場合もあります。

上顎が過剰に成長している、もしくは下顎の成長不足、そして指しゃぶりや舌を突き出す癖などの原因が考えられます。唇を閉じにくいため、口腔乾燥や口臭、むし歯や歯周病のリスクが高まります。

成長期前や途中では顎の成長をコントロールすることで治る場合があります。成長期を過ぎている場合、骨はそのままで抜歯をして矯正する方法と顎骨自体を切って後ろに下げる外科的矯正があります。

空隙(例 マドンナの上前歯)

歯と歯の間にすき間が空いている「すきっ歯」です。通常28本ある永久歯のサイズと歯が並ぶスペース=顎骨の大きさのアンバランスが原因なのは叢生と同じで、スペースが過剰なためにすき間が空いてしまいます。

余計なすき間があるせいでつまりやすかったり、見た目が悪くなったりします。ただ掃除もしやすい場合もあるため、主に見た目を気にされている方が多いように思います。

開咬

奥歯は咬んでいるのに前歯が咬んでいない状態です。前歯で食べ物をかみ切れない方はこの状態かもしれません。舌を突き出す癖や指しゃぶり癖、頬づえ癖があったり、慢性鼻炎などで口呼吸癖がある方がなりやすいと言われます。実は10代の方の1割が開咬、もしくはその傾向があるとも言われています。

奥歯でしか咬んでいないためかみ合わせの力が全て奥歯に集中しているせいで、咬み合わせる力の問題から歯が折れやすかったり、虫歯や歯周病の治療が非常に辛いものになりやすいです。歯並びの問題というよりは咬み合わせの問題であることが多く、上だけ下だけで見るとある程度綺麗な歯並びだったりする場合もあり、ご本人が気づいていない事がよくあります。

過蓋

咬んだ時に下の前歯が上の前歯で隠れてしまっている状態です。上下の正常な歯の重なりは1mmと言われていますので、鏡で確認してみてください。これも歯並びの問題というよりは咬み合わせの問題であることが多く、上だけ下だけで見るとある程度綺麗な歯並びだったりする場合もあり、ご本人が気づいていない事がよくあります。

若いころは正常なかみ合わせだったのに、強い噛みしめや、歯を失ったことによる咬み合わせの変化で、過蓋になってる方が珍しくありません。下の前歯に突き上げられて上の前歯が前に出て揺れてしまう、折れてしまう上顎前突と組み合わさって起きていることも多いです。場合や、咬み合わせの高さの変化により顎骨の異常や顎関節、顎を動かす筋肉の異常が出る事が多いです。この場合も、上だけ下だけで見るとある程度綺麗な歯並びだったりする場合もあり、ご本人が気づいていない事が非常に多いです。

反対咬合 下顎前突(例 アントニオ猪木 みやぞん)

下顎骨や下の前歯が前に出ている状態です。下の前歯が上の前歯よりも前に出ていると反対咬合や「受け口」、骨が出ている状態を下顎前突「しゃくれ」と呼びます。下顎の過剰な成長や、上顎の成長不足などが原因とされています。成長期前や途中では顎の成長をコントロールすることで治る場合があります。成長期を過ぎている場合、骨はそのままで抜歯をして矯正する方法と顎骨自体を切って後ろに下げる外科的矯正があります。

矯正治療はどんな方法があるの?

マルチブラケット法

歯の表面に一つひとつにブラケットというボタンと金属ワイヤーをつけて歯を動かす方法です。そしてワイヤーの弾力や、バネ・ゴムなどを用いて歯を動かしていきます。一昔前まではアメリカ映画やドラマでのキャラクタライズにも使われていますね。個人的にはアグリーベティやチャーリーとチョコレート工場、モンスターズインクがお勧めです。

金属ブラケットはさすがに…という方には審美的なクリアや白いセラミックブラケット、そしてホワイトワイヤーがあります。またデーモンクリアと呼ばれる、従来型のマルチブラケットよりも短期間でそして審美性も改善した方法もあります。見た目や器具を付けた後の不快感などの問題はあるものの、最もオーソドックスで確実性が高く、様々な不正咬合の治療に対応できます。

裏側矯正(舌側矯正)

マルチブラケットと似ていますが、歯の裏側にブラケットをつける矯正法です。外側から見えないので矯正装置を見せたくない人に向いている治療法です。ただし、違和感を強く金額も高めになるのがデメリットです。

マウスピース矯正

金属ワイヤーの代わりに着脱式の透明なマウスピースをはめることで歯を動かしていきます。マウスピースは薄く透明のため、周りの人にも気づかれにくく、食事の時には外せるのが最大のメリットです。ただし、ご自身で着脱をする方法ですので、ご自身がさぼれば歯は動きません。

またマルチブラケット法に比べると、いまだ発展途上の方法ですので、当院では適応できるかどうかを厳しめに判断しております。

詳しくはこちらをご覧ください。

部分矯正

プチ矯正、MTMなどとも呼ばれているもので、歯並びが部分的に悪い場合や、保存不可能な歯をなんとか利用可能にするために行います。目的が限られている分、本格的な矯正に比べ短期間で終わり、費用も低く抑えることができます。

床矯正

床装置と呼ばれるプレート状の器具にネジを組み込んだものを使用し、臼歯部の顎幅を徐々に横に広げ、永久歯を抜かずに前歯を綺麗に並べる為のスペースを作ります。まだ成長期途中のお子さんであれば骨の成長を促し、軽度の叢生であればこの装置だけで治る事もあります。

【番外】セラミック矯正

一般的な矯正とは違い、歯そのものを動かす治療ではありません。歯ならびを修正するために、歯を削り、セラミックを被せて歯の見た目を整える、というものです。一般的な矯正治療と比べ、安価に、そして遙かに短期間で歯並びを整えることができますが、歯を大幅に削るという大きなデメリットがあります。

矯正治療の流れ

1.ご相談

まずはお悩みの点とご希望をお聞かせください。簡易的な検査を行い、どのような治療プランがあるかをお伝えします。

2.精密診査・シミュレーション

歯型をとって模型を作ったり、顔や口の中の写真、顎全体のレントゲン写真などを撮って、治療計画を立てるための参考とします。治療プランにより、必要な診査やシミュレーション方法や費用が異なります。

3.治療計画の提案・決定

精密診査の結果をもとに実際の治療計画を立て、具体的な治療プランや期間金額などをお伝えします。シミュレーション結果によりご希望とは別の方法をお勧めすることもあります。

4.矯正治療開始

矯正装置を取り付け、治療開始です。同時に歯の磨き方、お手入れの仕方、矯正時の食事の仕方などの説明もあります。

5.定期的な調整

約1か月から2か月ごとを目安に確認やワイヤーを取り替えるなど調整のために通院します。間隔は治療内容によって異なります。また口腔内の清潔な状態を維持するための清掃も定期的に行います。

6.矯正装置の取り外し

治療計画の最終段階まで歯が並んだら矯正装置を外します。動的治療が終わり、静的治療を開始します。

7.保定

静的治療とも言われる最も重要な治療です。歯を並べ終わった後の「後戻り」を防ぐために、リテーナーと呼ばれる取り外し式の保定装置を2〜3年装着し、歯がその位置に定着するのを待ちます、数ヶ月ごと定期的に状態の確認を行います。

歯並びはなぜ悪くなるの?

歯並びが悪くなる原因は大きく分けると3つです。
一つは顎骨のサイズと永久歯28本のサイズの不調和や小帯などの遺伝的な要因、もう一つは頬づえやうつぶせ寝、口呼吸などの癖や生活習慣によるもの、そして虫歯や歯周病、歯ぎしりや食いしばりなどの病気によるものです。

親子で顔が似ることが多いというのは、骨格や筋肉が似ているからです。顎骨の発達や歯のサイズも似ることが多いため、ご両親やご親戚の顔立ちはある程度参考になります。また小帯と呼ばれる唇や舌と歯肉をつなぐスジが大きかったり太かったりすると歯並びが悪くなります。

そして頬づえやうつぶせ寝、口呼吸などの癖や吹奏楽などの生活習慣も歯並びや顎骨の発達に影響を及ぼします。矯正は歯や顎骨に力をかけ続けることによって動かします。それと同様に、頬づえは下顎を横に押す力がかかり、うつぶせ寝は下顎をぐっと抑える力がかかります。口呼吸は唇で押さえる力や舌で押す力が不足し、歯並びや骨の発達に影響を及ぼします。また、歯ぎしりや食いしばりも同様です。

実は吹奏楽と矯正は深い関係があります。演奏している方はご存の通り、頬や舌、そして歯や顎を使うために歯並びに影響を及ぼします。

そして虫歯はご存知の通り歯に穴が開く病気です。穴を放置していれば歯はずれていきますし、治しても削っている以上歯の位置や咬み合わせがわずかにずれることがあります。また、重度の虫歯で歯を抜くと後ろの歯や咬みあう相手の歯がずれてきます。

乳歯の時であれば咬みあう力が顎骨を成長させますので、その成長に悪影響が出ることもありますし、永久歯が生えてくる位置や順番がずれ歯並びや咬み合わせに悪影響がでます。歯周病も進めば歯が揺れ、最後には抜ける事もあるため、上下前後の歯の位置や咬み合わせに悪影響を及ぼします。

矯正治療に関して気をつけること

矯正治療に年齢制限はありません。歯が生え始めた幼児から何歳になっても歯がある限り矯正治療は可能ですし、必要になる事があります。ただし、顎や歯の発達具合と年齢によりその治療法は大きく変わります。

成長期が終了してしまうと決まったスペースの中でいかに歯を並べるかという見地で治療を行うため、どうしてもスペースが足りない場合には歯を抜いたり骨を切ったりと外科的な手段でスペースメイクをする事があります。ましてや大人の場合、歯並びや噛み合わせの不正のせいで虫歯や歯周病、顎関節症が併発している事も珍しくありません。

そして虫歯や歯周病の治療や、外科的な手術に伴う入院などにより、治療が長期化複雑化する事があります。ところが成長期の間であれば骨の成長をコントロールする事により、歯を抜いたり骨を切ったりする外科手術をしなくともスペースコントロールが可能です。何かおかしいな不安だなという場合にはまずはご相談にいらして下さい。お悩みの内容と現在の状態を確認した上で、お勧めできる治療方法をご相談させていただきます。

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